Sports Analyst Meetup #5に参加しました
昨日「Sports Analyst Meetup #5」に参加したので、まとめました
どんなイベント?
スポーツアナリストおよびスポーツデータ分析に興味のある方に向けたイベントです。
本イベントはスポーツのジャンルを問わずスポーツアナリスト(を目指す人)にとって有益な.情報共有の場になることを目的としています。
今回は2名のロングトークと11名のLTから構成されていました。 spoana.connpass.com
今回で4回目の参加になったのですが、本イベントの面白い所として以下のような点を特に感じています。
- 事業、研究で分析している方から趣味でされている方まで、様々な種類のロングトーク・LTを聞く事が出来る
- 取り扱うスポーツも多彩だが、データという視点から見る事ができるので知らなかったスポーツを理解する取っ掛かりになる
- 自分がLTをする事も出来るので、アウトプットの場にもなる
参加の目的
今回はLTをしようかと考えていましたが、データの取得等で諦めた経緯もあるので、以下を参加の目的としました。
- 次回LTをする時の参考にする
- スポーツにおけるデータ活用で今何が注目されているのかを知る
- ブログにまとめるつもりで参加し持ち帰る知識を増やす
ロングトーク
pitcher 2 vec
前半は野球(特にMLB)へのデータ活用の変遷、後半が分散表現Batter Pitcher 2 vecの内容でした。
前半
- マネーボール→ビッグデータベースボールや、フライボール革命→投手が高い球を投げるようになる→打球速度重視といった全体的な流れを知ることが出来ました。
- フライボール革命まではなんとなく知っていましたが、常に相手に勝つため新しい戦略が生み出される所にシビアながらも面白味を感じました。
後半
- 野球におけるデータ:サンプル数が少なく統計量だけで解決出来ない事も多い。
- 適切な分散表現(ベクトル化)を行う事で機械学習モデルで扱えるようにする→データを活用する範囲が広くなる。
- 分散表現は様々なドメインで用いられている技術でもあり、これからも活用余地は大きいと思いますので今後より身につけていきたいと考えています。
野球界でのシステム導入事例
下記のような内容でした
- 野球界であった課題
- システムの役割
- 今のフェイズ:選手自身がデータや映像に興味を持つ時代になった
野球界×ITの今後
- 分析に専念するための環境づくり
- 新たなデータの活用
課題感や今後行っていく事について、日頃事業で行っているものと共通したものを感じました。
- スポーツにおいて起こる物理現象や身体の構造の把握等も重要となるとの事で、データ分析する上での基礎として何を知っているかという事も今後更に重要になっていくのだろうと思いました。
LT
今回は主に下記4種のスポーツについてのLTがありました
- ゴルフ
- バスケ
- 野球
- サッカー
内容としても確率分布や類似度算出、OpenPoseによる予測等扱う内容も様々で充実した内容でした。
終わりに
今回も多くの話を聞く事ができ面白かったです。
次回はLTできるように準備したいと思いました。
いつも開催して下さっている主催者の皆様、今回もありがとうございました。